メルカリの手数料を安くする方法ないの?
メルカリの手数料にはいくつか種類があって、節約できないものもありますが、できるものもありますよ。
メルカリには販売する時や配送する時にかかる手数料があります。
しかし、コツを知っていればその手数料を節約することができます。
これまで私は手数料を節約しながら、メルカリで家の不用品を売り、お小遣いを稼いできました。
この記事ではメルカリでかかる手数料と節約するコツについてまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
この記事を読むと下記のことが分かります。
- メルカリの手数料の種類
- 手数料を節約するためのコツ
商品が売れない時の対処法は下記の記事にまとめてますので、よかったらご覧ください。
メルカリの手数料について
メルカリには出品者と購入者に対していくつかの手数料があります。
手数料は全部で7つ。
手数料 | 内容 | 支払う人 |
---|---|---|
販売手数料 | 商品が売れたときに、販売価格の10%が自動で差し引かれる。 | 出品者 |
集荷手数料 | 「らくらくメルカリ便」で集荷を依頼したときに、売上金から自動で差し引かれる。 | 出品者 |
ライセンス料 | アプリ「Ingress」と漫画「宇宙兄弟」の二次創作物が売れたときに、販売価格の10%が差し引かれる。販売手数料とは別。 | 出品者 |
振込手数料 | 現金化のために銀行に振り込むときに、発生。1回につき200円。 | 出品者 |
振込できなかった時の手数料 | 口座の誤りなどで振込ができなかったときに発生。1件につき振込手数料200円が差し引かれて返還される。 | 出品者 |
メルペイスマートの利子 | 借り入れた際、メルカリに支払う手数料。 | 購入者 |
決済手数料 | 商品を購入する際の手数料。 | 購入者 |
メルカリの手数料の内容と節約するコツ
ここからは手数料がいつ、どんな時に発生するのか、どうやったら節約できるのかについて解説していきます。
販売手数料
「販売手数料」とは、商品が売れたときに販売価格の10%が自動で差し引かれる手数料です。
例えば、商品を1,000円で売ったとすると、メルカリの手数料は100円になります。
出品する際には、この手数料を考慮に入れて販売価格を設定する必要があります。
メルカリで出品するときに自動的に販売手数料を表示してくれるので計算も簡単です。
販売手数料を節約するには?
残念ながら、販売手数料は必ずかかるので、販売手数料を節約することはできません。
しかし、たまに「6時間限定ハッピーアワー!」などのキャンペーンがあり、その時間帯に出品してその商品が売れると販売手数料が安くなったりします。
キャンペーンがタイミングよく利用できると販売手数料を安くすることができます。
また、販売価格を少し工夫すると少しだけメリットを享受できる方法があります。
それは、販売価格をゾロ目にすることです。
メルカリは、販売手数料を計算する時に小数点以下を切り捨てます。
販売価格をゾロ目の999円にすれば、999 X 10% = 99.9。
99.9の小数点を切り捨てて、販売手数料は99円となります。
販売価格1,000円の販売手数料は100円で、販売利益が900円。(配送料除く)
販売価格999円の販売手数料は99円で、販売利益が900円。(配送料除く)
1,000円で売っても999円で売っても販売利益は同じですが、購入を検討している人がメルカリで「価格の安い順」で検索したときに、999円の方が上位に表示されます。
ほんとに少しの差なので、私自身やらないこともありますが、やっておくと購入してもらえる可能性が少しあがりますね。
集荷手数料
集荷手数料とは「らくらくメルカリ便」を利用し、かつ「集荷」を依頼したときに、売上金から自動で差し引かれる手数料です。
取引ごとに100円。
商品が売れたら、取引画面で「ヤマト運輸の集荷サービスを利用して発送」を選ぶと、集荷を依頼することができます。
集荷手数料を節約するには?
あたりまえですが、集荷を使わないことで集荷手数料を払わずにすみます。
メルカリでは、自宅まで集荷にきてもらう以外に、コンビニや郵便局、小さい物であればポストから発送できます。
運べないほどの大きさや重さでなければ、自分でコンビニなどへ持って行って手続きをすれば集荷手数料を節約することができます。
逆に、家具や電化製品などの大きいものは集荷をお願いしてしまった方がメリットが大きいと思います。「たのメル便」を使えば集荷から梱包までヤマトさんがやってくれるので自分でするよりも安心です。
「たのメル便」の詳細は下記の記事に書いていますのでよかったらご覧ください。
ライセンス料
ライセンス料とは、アプリ「Ingress」と漫画「宇宙兄弟」の二次創作物が売れたときに、販売価格の10%が差し引かれる手数料。
販売手数料とは別なので、販売手数料(10%)とライセンス料(10%)の合計20%が手数料となります。
ライセンス料を節約するには?
上記の二次創作物を出品するならライセンス料はかかりますが、ほとんどの方にはかからない手数料なので、意識せずに節約できてますね(笑)
特に家の不用品を売るのが目的である私のようなタイプには関係のない手数料です。
振込手数料
振込手数料とは、売上金を現金化するために、銀行に振り込む際に発生する手数料。
1回につき200円かかります。
メルカリでは商品が売れて得た利益は「売上金」と呼ばれ、その「売上金」の有効期限は180日間です。
180日の間に、振り込みをするか、ポイントを購入してメルカリのサービスを使わなかった場合、メルカリに登録した振込申請口座に自動的に振り込まれます。
メルカリに振込申請口座を登録してなければ、180日を超えると売上金が失効してしまうので要注意です。
「本人確認」をすると、「売上金」ではなく「残高」という名称に変わり、180日間の有効期限がなくなります。
私は「本人確認」してますが、有効期限の心配をしなくていいし、「本人確認済」のバッジがついて信頼感をアピールできると思うので、「本人確認」することをオススメします。
「本人確認」については メルカリガイド: アプリでかんたん本人確認とは?をご参照ください。
振込手数料を節約するには?
振り込みする度に振込手数料がかかるので、私は基本的には現金化はしていません。
現金化しないことによって、振込手数料を払わないですみます。
電子マネー「iD」を連携させて、メルカリの売上金を「iD」として利用しています。
売上金はほとんど食費にまわしました。
詳しい「iD」の使い方は下記をご参照ください。
どうしても現金化が必要な場合は、なるべくまとめて振込申請をします。
振り込みをするたびに200円かかってしまうので、まとめて振込することにより、手数料を最小限にします。
また、振込申請時の金額には上限があります。
「本人確認」をしているかどうかで、上限金額が変わります。
本人確認を完了している場合:100万円まで。(振込手数料200円含む)
本人確認を完了していない場合:5万円まで。(振込手数料200円含む)
詳しい情報は メルカリガイド: 振込申請とは をご参照ください。
振込できなかった時の手数料
入力した振込先口座情報の間違いなどの理由で、振込ができなかったときには、1件につき振込手数料200円が差し引かれた金額が返還されます。
お急ぎ振込で申請していた場合には、1件につき振込手数料400円が差し引かれて返還されます。
振込できなかった時の手数料を節約するには?
振込先の口座情報に誤りがないかしっかり確認することが大事です。
メルペイスマートマネーの利息
メルカリでお金を借りることができる「メルペイスマートマネー」では利子がかかります。
「メルペイあと払い」と呼ばれていましたが、2019年11月6日より「メルペイスマート払い」へ名称が変更しました。
また、前までは、清算方法によって決済手数料も発生してましたが、今は銀行口座からの自動引き落としのみで決済手数料はかかりません。(2023年6月現在)
メルペイスマートマネーの利子を節約するには?
メルペイスマートマネーを使うと利子は避けられないので、利子を払いたくないのであればメルペイスマートマネーを使わないようにするしか方法はないようです。
決済手数料
「決済手数料」とは、メルカリで商品を購入する際に購入者が支払う手数料。
支払い方法によって、決済手数料がかからないものもあります。
無料
- クレジットカード
- メルペイ残高
- Apple Pay
- FamiPay
- メルペイのあと払い/定額払い (メルカード含む)
(2023年6月現在)
有料
- コンビニ払い
- ATM
- キャリア決済
※手数料は、支払い金額に応じて変動する。
(2023年6月現在)
詳しくは メルカリガイド:メルカリの手数料 をご参照ください。
私は「本人確認」をしているので、メルカリで商品を購入する時は、メルペイ残高から購入して、決済手数料を無料にしています。メルペイはiDとしても使えるので、iDが使えるお店ならメルカリで得た利益でお店で買い物することができます。
決済手数料を節約するには?
上でご紹介した決済手数料が無料のもの決済方法で支払いをすれば決済料はかかりません。
私は基本的にはメルペイ残高で購入しています。
まとめ
この記事ではメルカリで出品する時と購入する時にかかる手数料についてご紹介しました。
どうしてもかかってしまう手数料はありますが、節約できるものもあります。
私のオススメは下記の5点に気を付けることです。
- 「らくらくメルカリ便」を利用する時は、自分でコンビニや郵便局に商品を持っていく (集荷手数料がかからない)
- 二次創作部は取り扱わない (ライセンス料がかからない)
- 振込で現金化はせずに、残高をメルペイやiDとして食費や生活用品の購入に使う (振込手数料がかからない)
- メルペイスマートは使わない (利子がかからない)
- メルカリで購入する時は残高から購入する。残高がなければ登録している銀行口座からチャージする。 (決済手数料がかからない)
商品を発送する時には配送料もかかります。
この記事でお伝えした手数料と併せて、配送料も計算して、赤字にならないように販売価格を決めましょう。
できれば利益を出したいところですが、なかなか希望の値段では売れない時があります。
そういう時は、私は「お片づけ」が真の目的なので、利益をだすことよりも売ることを優先しています。
粗大ゴミ料金よりも配送料や手数料に支払うお金が少なければそれでOKとしています。
以上が、メルカリで発生する手数料についての解説でした。
配送料について知りたいかたは下記の記事もぜひご覧ください。
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