「お値下げ可能ですか?」とコメントがきた!どう対応したらいいの?
出品者の状況によって値下げを受け入れてもいいし、断ってもいいですよ。
メルカリでは購入者と出品者が値下げ交渉をすることが認められていて、実際によく行われています。
出品者によっては利益重視の方がいたり、粗大ゴミでお金がかかるくらいなら安くてもいいから売ってしまいたい、と考える方までさまざまです。
私はメルカリを使い始めて1年半ほどですが、何度も値下げを受けたり断ったりしてきました。
どのように値下げ交渉に対応していけば良いか分かってきたので、私なりの対応方法を解説していきたいと思います。
この記事を読むと、下記のことが分かります。
- 値下げ交渉に応じるのはどんな人?
- 値下げ交渉を断るのはどんな人?
- 値下げの仕方
- 値下げの断り方
- 値下げ交渉を防ぐ方法
商品が売れた後の梱包・発送については下記の記事をご参照ください。
メルカリでの値下げ交渉はコメントで行う
メルカリでは、購入者と出品者が直接コメントでやりとりを行い、商品の価格について交渉することが可能です。
この価格交渉が「値下げ交渉」となります。
「値下げ交渉」に対して出品者がどのように対応するかは、個々の判断に委ねられています。
購入希望者から、 価格変更や値段交渉の相談をされることがあります。
値引きの交渉を受けるかお断りするかのご判断は出品者にお任せしております。
メルカリ:商品価格の値下げ
交渉された価格への変更が難しい場合は、お断りいただき問題ございません。
値下げ交渉を受ける人、断る人
値下げ交渉を受けるか受けないかはその人がメルカリを使う理由や、出品している商品によります。
値下げ交渉を受ける理由
私自身は「メルカリで儲けたい」というよりも、捨てるくらいなら誰か求めている人に渡したいという気持ちの方が強いです。
大きい家具や家電なんかは特に、粗大ゴミ費用をかけて捨てるよりは、誰かにあげてしまいたいです。
相場の金額で売れたらもっと嬉しいですけどね(笑)
私はメルカリを家を片付けるために使ってるので、売れ残るくらいなら、利益が少なくてもいいから早く売ってしまって、早く家を片付けたいです。
メルカリは家も片付くし、お小遣いも増えるし一石二鳥だと考えています。
捨てるだけだと0円ですしね。
ものを捨てずに他の人の手に渡るのでエコを感じることができて、これもまた気持ちがいいです。(最近SDGsが注目をあびてますし。)
利益2円で売ったこともあります(笑)
2円のために自分の時間を使うのは時間対効果が低いと感じる方もいらっしゃると思いますが、誰かに喜んでもらえた嬉しさもあるし、高評価を獲得するチャンスでもあるので無駄ではないと思っています。
値下げ交渉を断る理由
私の夫は逆で、なるべく利益を出したいと考えているので、値下げにはあまり応じません。
例えば、5万円で売れるはずだったものを、4万5000円で売ってしまった場合、とても悔しいそうです。
こういう考え方できる人は商売上手そう。
値下げ交渉を断れば、コメントでのやり取りが終わるので時間もとられずにすむのも一つのメリットですね。
また、手作りのものをメルカリで販売している方は材料費や労力がかかっているので、値下げに応じるのはなかなか厳しいものがあると思います。
値下げ交渉は状況によってに応じたり断ったりすればOK!
値下げ交渉に応じる方法
値下げ交渉に応じる際は下記の流れで行なっていきます。
- コメントで「お値下げ可能でしょうか?」と連絡がくる
- 配送料と販売手数料をチェックする
- コメントで値下げ可能であることを伝える、または価格交渉を始める
- 金額が決まったら改めて購入意思を確認する
- 値下げして購入をお願いする
- 無事、売れる!
コメントで「お値下げ可能でしょうか?」と連絡がくる
値下げ交渉は、値下げが可能かどうかの問い合わせがコメントでくることから始まります。
「○○円で即決しますが、お値下げできますでしょうか?」のように金額が提示されることもあるし、
シンプルに「こちらの商品はお値下げ可能でしょうか?」と金額の提示なしに問い合わせがくることもあります。
配送料と販売手数料をチェックする
メルカリは匿名配送ということもあってか、配送料が高めです。
配送料は配送方法 早わかり表をみると分かりやすいです。
手数料は金額の10%もとられてしまうので、赤字になってしまわないように値下げに応じる前にちゃんと計算するのがポイントです。
売れないと粗大ゴミになってしまうものなら、「粗大ゴミ料金よりは安くすむからOK」となる人もいるかと思います。
計算してみて、自分の許容範囲かどうかチェックします。
コメントで値下げ可能であることを伝る、または価格交渉を始める
計算した結果、提示された金額が自分の許容範囲か否か、または金額の提示がなかった場合で対応が変わってきます。
提示された金額が許容範囲だった場合
例文:
「こんにちは。お問い合わせいただきありがとうございます。ご希望の値段でお値下げ可能です。ご購入がお決まりになりましたら、恐れ入りますが再度ご連絡をくださいますようお願いいたします。その後、金額の変更をさせていただきます。」
提示された金額が安すぎる場合
提示された金額が安すぎる場合は、こちらから希望の金額を提示して、価格交渉を始めます。
例文:
「こんにちは。お問い合わせいただきありがとうございます。送料込みの値段ですので、ご希望の金額では難しいですが、○○円までであれば、お値下げできますがいかがでしょうか?」
金額の提示がなかった場合
金額の提示がなかった場合にも、下記の方に返信して価格交渉を始めます。
例文:
「こんにちは。お問い合わせいただきありがとうございます。お値下げ可能ですが、ご希望のお値段はどのくらいでしょうか?」
「こんにちは。お問い合わせいただきありがとうございます。お値下げ可能です。○○円までお値下げできますがいかがでしょうか?」
金額が決まったら改めて購入意思を確認する
金額が決まったら、下記のように伝え、購入意思を確認する。
例文:
「○○円までの値下げで承知いたしました。このお値段で購入される場合はお手数ですが再度ご返信をお願いいたします。ご返信を受け取り後、料金の変更させていただきます。」
これは、なるべく他のユーザーに横取りをされないように、値段を変更してすぐに購入者が購入手続きができるようするためです。
それでも、最初に購入手続きをした方と取引を進めるのがメルカリのルールなので、完全に防ぐことはできないです。
メルカリには、最初に購入手続きをした方と取引を進めていただくルールがあります。
コメントにて「取り置き・専用出品・商品価格の値下げ」をお約束していた際、想定されていない方から購入された場合でも、そのまま取引を進めていただきますようお願いいたします。
メルカリ:取引に関するルール
値下げして購入をお願いする
購入する旨連絡がきたら下記の内容を変更します。
- 画像に「○○様専用」と追加する
- タイトルにも「○○様専用」と追加する
- 金額を変更する
「○○様専用」と書かなければいけない訳ではありませんが、私はなるべく他のユーザーから横取りをされないようにしたいのでこのようにしてます。
「○○様専用」と書いても、システム上、誰でも購入可能ですが、なるべく他のユーザーが購入する可能性を下げるために私は行なっています。
画像に「○○様専用」と追加する方法
- 「商品を編集する」をタップ
- 一番左の写真 (一番初めに表示される写真)をタップ
- 「加工」をタップ
- 「テキスト」をタップ
- 「○○様専用」と購入者のアカウント名を入力する
- 「カラー」をタップ
- 好きな色を選ぶ。写真の色味によって目立つ色を選べばOK。(黄色がよく目立つのでオススメ。)
- 指で好きな場所にテキストを動かしたら、「適用」をタップし、「完了」をタップ
- 商品のページに戻るので、「変更する」をタップ
タイトルにも「○○様専用」と追加する
- 「商品を編集する」をタップ
- 「商品名」の一番左に「○○様専用」と入力する
- 「変更する」をタップ
金額を変更する
- 「商品を編集する」をタップ
- 「販売価格」をタップ
- 販売手数料を引いた金額を入力
- 「変更する」をタップ
上記の変更が終わったら、コメントで購入を依頼します。
例文:
「ご連絡ありがとうございます。料金の変更が完了しましたので、ご購入のお手続きをお願いいたします。」
無事、売れる!
無事に購入されたら値下げ交渉は完了です!
お疲れ様でした!
値下げしたのに購入されない場合
私は今のところ一度だけ経験があるのですが、値下げ交渉が完了したのになかなか購入されないことがあります。
その場合は、下記の例文のようにコメントすることをオススメします。
例文:
「○○様 昨日お値下げさせていただきましたが、いつ頃ご購入できそうでしょうか?明日までこの値段のままにいたしますが、それまでにご購入がなかった場合は、元の値段に戻させていただきますのでご了承くださいませ。」
「いつ頃ご購入できそうでしょうか?」とも書いているので、もし何かアプリの不具合などで購入できないなどの場合でも、失礼にはあたらないと思います。コメントで理由を説明してくれるかと思います。
ずっと誰にも購入されない状態で置いておくのはもったいないので、上記の例文のように値下げ料金の期限を決めてしまうのがオススメです。
横取りはちょっと悲しいけど仕方ない
メルカリでは「専用」や「取り置き」のルールはないので基本的には早い勝ちです。
コメントにて「取り置き・専用出品・商品価格の値下げ」をお約束していた際、想定されていない方から購入された場合でも、そのまま取引を進めていただきますようお願いいたします。
※「お客さま独自のルールにより取引を放棄したりキャンセルを強要すること」は、 迷惑行為に該当します
メルカリ:取引に関するルール
値下げ交渉中は購入を控える方が多い印象ですが、交渉中でも誰でも購入できます。
実際に私も一度だけ、値下げ対応中に話し相手とは別の方に購入されたことがあります。
交渉中の方は横取りされた気分になり、不快に感じるかもしれないので、トラブルを避けるためにもプロフィールや商品説明に書くか、交渉前に下記のようにコメントで伝えておくと安心です。
「値下げなどの交渉中に他の方が購入された場合でも、メルカリのルールに則り、先に購入された方と取引を進めさせていただきます。ご了承くださいませ。」
値下げ交渉を断る方法
値下げ交渉を受けたとき、判断は個々の自由なので断っても全く問題ないです。
他のユーザーも見ることができるコメントでのやり取りになるので、丁寧に断る必要があります。
例文:
「こんにちは。お問い合わせいただきありがとうございます。
あいにく、こちらの商品につきましては今のところお値下げは承っておりません。ご希望に添えず申し訳ありませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。」
コメントで断るだけで特に他の操作は必要ないので、労力がかからないのも値下げ交渉を断るメリットの一つですね。
しかし、売れなってしまうデメリットもあります。
早く売ってしまいたいか、早く売れなくてもいいから設定した価格で売りたいかによって判断すればOK!
値下げ交渉を防ぐ方法
そもそも値下げ交渉を受けたくない場合は、下記を実施すると値下げ交渉の頻度を下げることができます。
- 商品説明に「お値下げ不可」と書く
- プロフィールに「お値下げ不可」と書く
- 適正価格をつける
商品説明に「お値下げ不可」と書く
私の場合は、商品によっては値下げしたり、値下げ不可にしたりしています。
状態のキレイな割と高価な家電・家具などは値下げ不可か、大きく値下げはしないです。価値があれば値下げしなくても売れることが多いです。
なので、値下げしたくない商品にだけ、「商品説明」欄に「こちらの商品はお値下げには対応していません。」または「お値下げ不可」と書きます。
プロフィールに「お値下げ不可」と書く
全ての商品に対して値下げをしたくない場合は、プロフィール欄に値下げ不可であることを書くと良いです。
ただし、見逃される可能性もあるので、商品説明欄に「プロフィールをご一読ください。」と書いておくと購入を検討している方も見てくれるはずです。
適正価格をつける
相場より高い値段が設定されていれば、購入者側も値下げをお願いしたくなるので、他の出品者さんの価格設定を見てから同じぐらいに設定しておくと値下げ交渉がくる可能性も下がるかと思います。
なるべく利益は欲しいところですけどね。
コメントの通知設定を確認
値下げ交渉などのお問い合わせには早めに対応するのが吉。
スムーズに取引が進んで印象が良く、取引後の高評価に繋がります。
「マイページ」の「お知らせ・機能設定」で設定できるので、コメントのプッシュ通知をオンにすることをオススメします。
まとめ
値下げ交渉はメルカリの文化で、購入者と出品者は自由に交渉ができます。
出品者の判断で値下げを受けても断っても大丈夫です。
値下げ交渉がくる可能性を見越して、値段を少し高めにしておくと安心。
購入者も値下げが成功するとお得感があって嬉しいのでWin-Winです。
値下げを受ける時も断る時も、丁寧に対応して、気持ちのいい取引を目指しましょう!
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